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追い炊き ②

Jan / 31 / 2023

本日は追い炊き配管の掃除についてです。
追い炊き配管は2種類あるようです。

【自然循環型】
お風呂に設置されたフィルターが二つ穴タイプ。
下の穴から冷たい水を吸い込み、その水が温まったら自然に上昇して上の穴からお湯がでる仕組みとなっています。
湯船の水を吸い込んだのちに温めて排出するため、皮脂汚れや湯垢などが配管内に入り込みやすく、汚れが溜まりやすいタイプです。また、勢いが弱いことで汚れが蓄積されやすいという特徴があります。

<準備するもの>
•自然循環型(二つ穴)専用洗剤、酸素系漂白剤、過炭酸ナトリウムのいずれか
•ゴム手袋
•タオル
•注ぎ口が長めのやかんや、ポット
•スポンジ

<方法>
1.フィルターを取り外し、下穴から水が出ないようタオルを詰める。
2.上の穴に洗剤を入れ、やかんやポットを使って40~50度程度に温めたお湯を注ぎ入れる。この時、上の穴から溢れない程度のお湯を入れる。
3.配管内の汚れを浮かすため、2時間程度放置する。
4.下の穴のタオルを外し、水圧を強めにしたシャワーを穴に向け、配管内の洗剤と汚れを流す。
5.下穴に詰めていたタオルやスポンジなどを使って、フィルターを優しくこすり洗いして完了!!

※ 穴にフィルターが付いていない場合もあります。
フィルターがない場合は、そのまま掃除に取りかかって下さい。
仕上げに、きれいにしたフィルターを設置するのを忘れないようにしましょう。
酸素系漂白剤を使用する場合は、50gを目安にしてみてください。

<強制循環型>
お風呂に設置されたフェイルターが一つ穴タイプ。
風呂釜の内部で、お湯を出す配管と吸い込む配管の2つに分かれている。
お湯を循環させる仕組みのため、温度が均一に温まりやすい。比較的汚れが溜まりにくいタイプですが、配管自体が長いことにより、汚れが溜まることがあります。

<準備するもの>
•強制循環型(一つ穴)専用洗剤、酸素系漂白剤、過炭酸ナトリウムのいずれか
•ゴム手袋
•スポンジ

<方法>
1.浴槽に、給水口の上5cmあたりまで水を溜める。
2.掃除に使用する洗剤の種類によっては、残り湯が使える場合もあるため、パッケージや説明書などで確認してみてください。
3.溜めた水の中に、洗剤を投入。
4.40~50度程度の設定で追い焚きを開始します。
5.2~3時間程度放置します。このとき、浴槽用の蓋をすると、温度をキープできるため効率良く汚れを落とすことができます。
6.放置後、再び5分程度追い焚きをし、排水します。
7.その後もう一度、5分程度の追い焚きと排水を行います。
8.仕上げに、フィルターに付いた髪の毛や汚れをスポンジで優しくこすり洗いして完了!!

※掃除の際はお湯より水を溜め追い炊きをする方が効果的です。
また、残り湯を使用する際は、汚れの原因となる入浴剤が入っていないことを確認してからにしましょう。
強制循環型の掃除は、つけ置きが一般的ですので、お風呂のイスや洗面器など汚れが気になるものを一緒につけておくと、一気に掃除ができます。
酸素系漂白剤を使用する場合は、200~300g程度を目安にしてください。

追い焚きをした際や、浴槽にお湯を溜めた際などに、湯ドロ(白くフワフワした汚れ)や黒い粒が浮いている場合は、配管がかなり汚れている可能性があります。こうなったら市販の洗剤だけでは難しいので、専門会社に依頼することをおすすめします。

掃除の目安として1ヶ月に1度程度が推奨されていますが、難しいと思いますので
3ヶ月に1度程度を心がけたいものですね。
明日は春の陽気になるそうです。暖かいうちに掃除できると良いですね♪