24日~25日にかけて十年に一度級の大寒波にみまわれるとnewsになっていますね。
ここで気を付けていただきたいのが、<ヒートショック>です。
お風呂場や脱衣所には対策をされていると思いますが、
お風呂場より実は、
“トイレ”がとても危険!!なんです。
<対策>
・居室とトイレの温度差は「5度以内」が望ましいと言われています。
自宅のトイレに暖房機能が設置されている場合は使用し、
設備がない場合は暖房器具を活用して室温を上げます。
暖房器具の使用にあたっては、火事や火傷など安全に十分ご注意ください。
・冷たい便座に触るとヒヤっとして、急激な血圧の変化を招きます。特に高血圧の人などは、血圧が急変するリスクが高まるので危険です。
暖房便座がある場合は利用し、ない場合にはシートやカバーをかけるなど、お尻に便座の冷たさを直接伝えないようにしましょう。
・夜中や明け方などに目が覚めてトイレを利用するときは、ヒートショックを起こしやすいと言われています。パジャマのまま裸足でトイレに行くのではなく、上着やガウンなどを羽織る、厚手の靴下やスリッパなどを履いて、冷気に肌が直接触れるのを防ぎます。
・トイレでいきんでいきなり立ちあがると、血管が広がって貧血状態に陥る可能性があるため、立ちくらみが生じることも。
狭いトイレで転ぶとケガや、打ちどころが悪い場合は意識を失うこともあるため、手すりなどにしっかりつかまって、ゆっくり立ちあがるようにしましょう
・寒いトイレでは血圧上昇のリスクだけでなく、いきむことで血圧が急上昇し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす危険が。
睡眠前はもちろん、普段から水分をしっかりとる。
さらに食事のバランスに気を配る、便秘薬を上手に服用して、スムーズな排便を心がけます。
※入浴後すぐの冷えたトイレへの排泄行為が一番危険です‼
<ヒートショックを起こしたら>
・ヒートショックでめまいやふらつきを感じたら、無理に立ち上がろうとせず、体勢を低くして、気分が落ち着くまでじっと待ちます。
・もしご家族が失神や意識障害、心筋梗塞などの症状を起こした場合は、直ちに救急車を要請します。
・湯船で溺れていた場合は浴槽から出しますが、人手や力が足りない場合は、お湯を抜いて助けを待ちます。
・頭を打った場合、嘔吐して異物が喉に詰まるおそれがありますので、顔は横向きにしておきます。
参考にして下さい。