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自宅でできること

Dec / 12 / 2022

2020年4月「夜間頻尿ガイドライン」では副作用の少ない治療法として「行動療法」が第一選択肢として推奨されています。
ガイドラインの中から自宅でも行える3つの方法を紹介します。
本来、体は体内の水分を一定に保つため、食事や飲み物で摂取した水分を主に尿に変えて排出します。しかし、加齢とともに血液を循環させる機能が低下すると、足の血管から水分が漏れ、ふくらはぎの部分に溜まってしまうのです。その結果、夜、横になったときに水分が再び血管に戻り、増えた血液を減らそうと尿が作られてしまうと考えられています。

①就寝前に入浴をゆっくりする:これによって膀胱の血流が良くなって膀胱の柔軟性があがります。

②足上げ:足の下に柔らかいものを敷き、足先が10~15㎝程度上がるようにして横になる。午後から夕方の間に、30分を目安に行う。
※体の負担にならない範囲で行って下さい。
※睡眠リズムが乱れないように、足上げ中に眠らないようにして下さい。

③減塩:塩分をとりすぎるとふくらはぎに水分がたまりやすくなります。
特に夕方以降の塩分摂取に注意してください。
就寝前の多量の水分摂取、特にアルコール類は脱水作用があり、尿量が増える性質を持つため夜間頻尿を引き起こしやすくなります。
就寝30~1時間ほど前からは過度な水分摂取、夕食時などの過度な飲酒を控えるようにしましょう。

日常に取り入れやすい方法ですね。


注意!!
夜間頻尿に伴って
・息苦しい・浮腫みなどの症状を伴う場合
・水分摂取量は変わっていないのに尿量が異常に増えた場合
・強いのどの渇きがある場合
・頻尿のために十分な睡眠が取れずに体調に異常をきたしている場合など

できるだけ早めに病院を受診するようにしましょう。思わぬ病気が隠れている場合もあります。