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睡眠時にしない方が良い事・NG

Dec / 12 / 2022

睡眠時にしない方が良い事・NG!!

【靴下を履いて寝る】
①深部体温が下がりにくくなる
深部体温を下げるには皮膚表面から体内の熱を外に放出する必要があります。
体の末端である手足から熱を放出するため、靴下で覆ってしまうと熱がこもってしまい、深部体温が下がりにくくなります。

②体が冷えてしまう
入眠中は足の裏から汗を出して体温調節をします。靴下が長時間肌に密着していると、足の裏にたくさんの汗をかきます。汗をかき過ぎると体内の熱を過剰に放出してしまうため、体が冷えてしまい、冷え性が悪化してしまうこともあります。

③足が蒸れる
長時間履いたまま寝ていると、熱がこもりやすく蒸れて不快に感じます。睡眠の妨げや足のにおいの原因にもなります。

④血流が悪くなってしまう
長時間、靴下で足が圧迫された状態が続くと毛細血管が締め付けられて血流が悪くなります。足指が自由に動かせないため足先が冷えてしまうことも。
浮腫み対策で強い着圧ソックスを履いている方は特に要注意です。(個人の判断で使用されている方)
※靴下を履いて寝ていた人が急に素足で寝ると違和感で逆に落ち着かない方は、レッグウォーマーが良さそうです。足首を温めることで効率よく足の冷えを防ぐことができます。

【電気毛布をつけたまま寝る】
本来、睡眠中は脳や体は休息状態で心拍数や体温は下がりますが、外部からの加熱があると心拍数が下がらないため、
心臓への負担が大きい
深い睡眠(ノンレム睡眠)が妨げられ成長ホルモン、コルチゾールの分泌が減少する
深部体温が十分に下がりにくくなる
皮膚温度が上がると体から水分が多く放出されるため発汗量が増え、のどや鼻の粘膜が乾燥し、風邪をひきやすくなる。皮膚も潤いを失い、脱水症状になる。
エネルギーが余分に消耗され脳や体は十分に休息できない


通常眠りにつくと、脳に休息を与え、エネルギーの消費を抑えるために体温は低くなっていきます。やがて、覚醒のため再び体温が上昇し、昼間の活動に適するように体が準備をはじめます。この体温調節システムは個人差はあっても、約1℃の範囲でお定のリズムを刻んでいます。電気毛布を使用することにより、体温を低下させなければならない夜に体温が低下せず、脳や体の休息が得られなくなります。
体外に放出されない体温により、通常ならば下がっていくはずの心拍数が下がりきらず、心臓への負担も大きくなり疲れもとれにくくなります。

成長促進や疲労回復を促すホルモン、免疫物質をつくるコルチゾール、美容や免疫機能に必要なメラトニンが分泌されにくくなり、その結果として、疲労が翌朝まで残る、肌にハリがなくなるという症状に至ります。

人間が自身で調整すべき温度調整機能まで奪い、自律神経を狂わせてしまい「うつ」へとつながってしまうこともあるようです。

※代替え方法として湯たんぽをおすすめします。
湯たんぽは寝るときは足を中心に布団内を温めてくれ、徐々に冷え、あとは自身の体温で布団内を温めるという昔ながらの知恵ですが実に理にかなった方法だといえます。